ここ数試合、大石のイニング投球を監督、コーチはどのように判断しているのだろうか?
1イニングで併殺にしたり、三振に取ったりはしているが、いつ打たれてもおかしくな状態にあるのは間違いない。
ここで監督、コーチが大石は好調だと判断しているようだと、ライオンズの先は暗い。
たまたま運よく、凌いでいるにすぎないと思うがどうだろうか?
つまり大学生時代の大石の球威、コントロールはなくなっている。
投球フォームをみてもわかるが、棒立ち状態で、腕を無理して振っているため、バランスが悪い。
正直言うなら、ここまで数試合が無失点というところに、眼力の無い、監督、コーチのあほらしさがいつか露呈する。
例えば最少失点で勝っているとき、ランナーを置いての大石では10回中3回はリリーフで成功するが、あとの7回は失点する。
つまり成功確率は3割もいけば上等。
前半戦の負けをみてもわかるように、5回、6回まで勝っていても、先発の後を継いだ投手は高い確率で逆転されている。
牧田を除いてだ。もし最小失点でリリーフに出すなら、牧田で絶対に行くべき。
それが勝ちゲームになる。
牧田は勝つ投法を知っているし、大石や小石では、あまりにも負担が大きすぎる。
大石の精神力の弱さも勝負どころでは使えないのだ。
一軍戦力として残念だが、あきらめたほうがいい。
2017年のトレード要因として、他の球団で花を咲かせるようにしてやらないと、あれだけ騒がれドラフト1位入団選手としては寂しすぎる結末になるだろう。あるいは、バッサリ戦力外通告をするか。さて、西武球団の決断力はいかに?
大石が立ち直ろうとするなら、投球フォームをサイドスローに変更すること。
そうすれば球威も150キロ近くに戻り、コントロールも安定してくる、
そのためのフォームつくりに、足腰を鍛えるために相当な走り込みをしないといけない。
ここまでキャンプ中を見ても、走り込みに時間をかけない投手の一人だった。