ソフトバンクに連勝して首位を狙える位置に近づいたが、ホークスに強かったカスティーヨ投手が実質上戦力外となった。
メジャー経験のある投手で昨年に入団して開幕からソフトバンクを相手に3勝。通算20試合に登板して7勝4敗3Sだった。
去年は抑えの増田や平井の調子が悪く、それをカバーするためにカスティーヨを抑えに回したが、これが結果的にカスティーヨの選手生命を終わらせる結果になった。
夏場に右肘を痛めて11月にクリーニング治療を受けていたが球威が戻らず、ファームで1試合投げただけ。
先発として大事に使っておれば、今季も先発陣の一角に入ったはず。
渡辺久信GM(53)は、今回の判断について「本人もメディカル担当も復帰に向けてすごく努力してきたが、いい兆しにならなかった。1軍の戦力としては難しいという判断です」と説明した。この日が補強期限となるが、駆け込みでの補強はなし。「うちはピッチャーなのでね。新戦力はいろいろ探してはいたが、シーズン途中から来て、1軍にアジャストしそうな選手が見つからなかった」と話した。
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