今日10月3日にライオンズは高木勇人投手と大石投手、小石投手、金子一内野手を球団事務所に呼んで、来季は契約しない戦力外通告をした。
大石達也投手(30)は、早稲田大学では日ハムの斎藤佑樹、楽天の福井と並んで三羽烏と言われ、大学時代は球速155キロを出して、ドラフトでは6球団が競合して、ナベキューが抽選で引き当てた。これでライオンズのストッパーは安心かと思われたが、肘や肩、首の故障が再発して十分な活躍ができないまま無念の戦力外。
プロ通算132試合に登板し、5勝6敗8セーブ17ホールドを記録。2016年には36試合登板で防御率1.71、2017年は20試合登板で防御率0.93をマークしたが、昨季は10試合で防御率7.00、今季も2試合で防御率15.43に終わっていた。
しかし、本人は戦力外も覚悟していたようで、記者からの質問には「もう野球をしない」と実質の引退宣言をしたようだ。
球団事務所を訪れた大石は「野球はもう続けるつもりはありません。ほぼほぼ悔しい思いしかしてないが、9年間やってこれたのは、今後の人生の中で良い経験になったのかな」と話した。今後については「球団から話を頂いていますので、それを受けようと思います」。何らかの形で西武球団に残る方向だ。
フルカウントより引用
高木勇人投手
去年にFAで巨人入りした野上投手の人的補償で期待されながら、期待にこたえることができないままにライオンズを去る。
巨人に入団した当初は9勝を上げて、先発要員としての期待をされながら、徐々に出場機会が減っていく中でのライオンズ移籍。
本人にとっては新天地で心機一転心にに期すものはあったはずだが、1軍でもファームで試合を作ることができない投球が多く、当サイトでも2日前に戦力外候補の一人としていたが、やっぱり正直寂しい。
明るい性格で、仲間に好かれるキャラクターを持ってはいたが、メンタル的に弱い部分があるので、右打者のインコースを攻めきれずに、外角一辺倒の投球になっていた。球威も力衰えては打たれるようになってきた。
本人はケガもなく元気いっぱいで、野球をやりたくで仕方ないと言っており、トライアウトを受けて、もう一回やりなおした気持ちが強い。
小石博孝投手(32)
小石はタフが売りで1軍での負け試合やワンポイントでも頑張ったが、ポカが多いのが難点で、ファームと1軍を往復していた。年々出場機会も減ってきていた年の戦力外。
小石は大分・鶴崎工高から立正大、NTT東日本を経て2012年ドラフト2位で西武に入団し、16年には50試合に登板。今季は8試合に登板した。通算成績は117試合に登板し、2勝5敗1S、防御率4・90。
金子一内野手
一軍で初出場したときは初ヒットがホームランというデビューを飾ったが、24歳の若さで戦力外になった。
チームはCSに向けて今日も紅白戦をやっており、その中に入れなかった悔しさはいかばかりか・・・。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!
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