今シーズン限りで戦力外となったライオンズの高木勇人投手、松本直投手、小石投手、藤沢捕手の4人がトライアウトを受けた。トライアウト球場となった大阪シティ信金スタジアムに入った選手4員は入念なウォーミングアップやストレッチを行い、トライアウトに挑んだ。
3人のうち小石、松本直は無難に抑えるも高木勇人は制球難を露見して自分の思ったような投球ができなかった。
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ライオンズ戦力外選手のトライアウト速報
高木勇人（30＝西武）右腕
巨人1年目の15年に9勝。
2017年にFAした野上投手の人的補償として移籍。辻監督は高木の獲得に大きな期待を寄せて、1軍でも先発を任したが、制球難と精神的にモロさが出て2019年は1軍出場は2試合で防御率も7.71。そして戦力外となる
高木勇人投手トライアウトの投球結果
- 森越（阪神） 四球
- 山田（楽天） スライダー見逃し三振
- 山川（ヤクルト） 外角直球を流して右前安打
制球難は治っていないし、他球団のオファーは難しい。
小石博孝（32＝西武）左腕
鶴崎工高-立正大-NTT東日本を経て2012年ドラフト2位で入団。変則左腕として先発も期待されたが制球難で中継ぎに回る。タフな体力で連投もいとわずに投げる試合もあったが、2018年6月後半からほとんどがファイムとなった。2019年は1軍は2試合の登板で戦力外を受けた。
トライアウト本戦では「よろしくお願いします！」と大きな声であいさつしてマウンドへ。スタンドから拍手がわいた。
小石投手トライアウトの投球結果
- 宮崎（オリックス） 直球打って左飛
- 森本（日本ハム） 直球打って左飛
- 藤沢（元西武） 低め変化球空振り三振
変則的左腕なので、左打者対策として、1イニング限定で投げさせればいいという球団があれば独立リーグも含めてオファーは来ると思う。
松本直晃（29＝西武）右腕
東海大翔洋高-環太平洋大-養和会-香川オリーブガイナーズを経て2016年ドラフト10位で入団。
独立リーグ時代は球速は最速151km/hを記録し、変化球はフォーク、カーブ、スライダーなどを投げるなど期待されたが無念にも戦力外を受けた。
20118年に24試合登板で初勝利も上げた。
松本投手トライアウトの投球結果
- 西岡（元阪神） 直球空振り三振
- 八百板（楽天） 直球捉えたが左飛
- 近藤（中日） 二飛
無難に抑えたが、スピードの威力はなく、これと言った特徴がないので、オファーは難しいかも。
合同トライアウト出場選手(12球団）
【投手】
高木勇人（30＝西武）
小石博孝（32＝西武）
松本直晃（28＝西武）
岡本健（26＝ソフトバンク）
宮川将（29＝元楽天）
横山貴明（28＝元楽天）
西宮悠介（28＝楽天）
中村勝（28＝日本ハム）
田中豊樹（25＝日本ハム）
立田将太（23＝日本ハム）
青山大紀（24＝オリックス）
岩本輝（26＝オリックス）
森福允彦（33＝巨人）
坂本工宜（25＝巨人）
長谷川潤（28＝巨人）
寺田光輝（27＝DeNA）
歳内宏明（26＝阪神）
横山弘樹（27＝広島）
長井良太（20＝広島）
辻空（25＝元広島）
若松駿太（24＝元中日）
村中恭兵（31＝ヤクルト）
屋宜照悟（30＝ヤクルト）
沼田拓巳（25＝ヤクルト）
菊沢竜佑（31＝元ヤクルト）
山川晃司（23＝ヤクルト）
【捕手】
藤沢亨明（30＝元西武）
杉山翔大（29＝中日）
※山川晃司（23＝ヤクルト）＝投手でも受験
【内野手】
西岡剛（35＝元阪神）
山田大樹（22＝楽天）
松尾大河（21＝DeNA）
森越祐人（31＝阪神）
亀沢恭平（30＝中日）
森本龍弥（25＝日本ハム）
【外野手】
塚田正義（30＝ソフトバンク）
島井寛仁（29＝楽天）
橋本到（29＝楽天）
八百板卓丸（22＝楽天）
森山恵佑（25＝日本ハム）
岸里亮佑（24＝日本ハム）
宮崎祐樹（32＝オリックス）
友永翔太（28＝中日）
近藤弘基（26＝中日）
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