去年の後半に台頭した若干19歳の平良海馬投手。
去年の暮から、菊池雄星に師事を仰ぐために渡米。
ドラフト指名される前から、フィールディングの上手さに注目していた一人。
ピッチャーが大成する一つの条件がフィールディング。
ピッチャー前のバント処理、線上のゴロ処理、牽制など、かっての松坂、涌井がそうだし、榎田も結構上手。
その平良は、今年も大事なところで中継ぎで出てくるだろうが、去年の経験が今年は活きてくるのは間違いない。
特にメンタルな部分で、大きく成長していると思う。
また、菊池雄星に約一ヶ月間帯同して練習をやっており、ファンでは目に見えないポテンシャルを高めているそうだ。
昔、浪商高校中退で東映フライヤーズに入団し、怪童と呼ばれた尾崎行雄投手の姿とダブって見てしまう。
剛速球を武器に入団した年は新人王をとっており、わずか10年の現役生活で29歳で引退。プロ通算107勝を挙げた投手。
実績やタイプはどうであれ、相手打者をなぎ倒すスピードボールとスタミナでは、平良は尾崎には負けない。
尾崎同様の強心臓になってくれれば、ライオンズ投手陣の中でも突出する存在になるだろう。
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