松坂大輔投手が中日を退団して、来季は他球団で現役を続行することを決断した。
昨年はソフトバンクを戦力外になって、中日にテスト入団して6勝を上げてカムバック賞を受賞して、若手投手陣にも大きな模範となった。
しかし、今季は故障も回復せずに、1軍では2試合のみの登板となった。
中日は来季も松坂と契約する意向を持っていたが、松坂本人は退団を申し入れて、球団も了承した。
松坂が退団に至ったのは、テスト入団のときに球団幹部の反対を押し切り入団を支援してくれた森繁和SD(当時監督)や、デニー友利国際渉外担当(当時投手コーチ)が退団するため、そうした男気を感じて松坂本人が退団を申し入れ了承された。
松坂の退団後は松坂を必要とする球団のオファーを待つことになるが、ネームバリューはさておき、絶対に戦力として必要かと熟慮すれば、大手を振って迎えくれる球団はないと思う。
そうなれば、2010年に現ソフトバンクの工藤公康監督が、最後の花道として、古巣の西武ライオンズに選んだように、ナベキューが温情のオファーを出してくれて、ライオンズ復帰の道が開かれるかもしれないが・・・。
あなたはどう思う??
松坂がライオンズ復帰には大方の反対はあるだろう、また昨日は投手7人に戦力外を通告しばかりで、舌の根も乾かぬうちに「松坂ライオンズ復帰」となれば、選手の動揺もあるだろうが、一ファンとしては、松坂復帰に様々な意見もあるだろう。
筆者の気持ちは復帰後の登板に不安を持っているが、復帰には反対はない。
戦力としての期待値は少ないが2連覇のご褒美として、ファンへの還元というサービスを考えてもいいかも。
また復帰すれば、若い投手陣のレベルアップには有形無形の効果を与えてくれるのは間違いない。
右肩の故障が癒えて、昨年のような投球ができれば、ライオンズの強力打線のバックアップもあるので、5勝以上は活躍できるかもしれないが、多分、それは期待できないだろうが、古巣復帰はあくまで僕の勝手な思惑でしかない。
またライオンズで引退した後は、ファームでの投手育成コーチとして残留して、投手王国の創生に力を発揮してくれれば双方の条件も整うが・・・。
ただ、こういうことがもし本当になるなら、CS終了後、もしくは日本シリーズ終了後の発表にして欲しい。
その間は、水面下で松坂本人とナベキューのやりとりは構わないし。
平成の怪物といわれた松坂投手
新人王:(1999)
最多勝:3回(1999~2001)
最多奪三振:4回(2000・2001・2003・2005)
最優秀防御率:2回(2003・2004)
沢村賞:1回(2001)
ゴールデングラブ賞:7回(1999~2001、2003~2006)
ベストナイン:3回(1999~2001)
オールスターゲーム出場:6回(1999~2001・2004~2006)
松坂大輔の戦績
※2018年の中日在籍の6勝4敗は記載していません。
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