西武ライオンズから策略的に楽天で去った浅村選手。
今季は124打点と言うキャリアハイを記録。
その記録を引っ提げてまんまと楽天移籍が成功。
大喜びの楽天イーグルだが、昨年は岸をライオンズから獲得して喜んでいたが、今季は最下位。
ならばと打点王の浅村を今季はじめから潜航下で獲得調査を行いシーズン終盤で石井一久をGMに据えたところで浅村の移籍は決定していたとみる。
それはそれで、もうどうでもいいことだが、
ライオンズは浅村が出て行ったから本当に打線が弱体化するのか?
答えはノーだ。
どうして浅村が打点王になったか?
それは、一番秋山、二番源田の出塁率が他球団と比べても、とりわけ楽天と比べても雲泥の差で高いから。もうひとつは浅村の後を打つ四番山川、五番森の存在だ。
この両者の間に立って、浅村勝負となれば、そりゃ打線は稼げる
三番が浅村でなかくて、秋山が三番におれば打点王を獲っていた。
それだけ今期のライオンズ打線の破壊力は凄かった。
さて、浅村が楽天に移籍した。
では来季は、今季と同じ打点を稼ぐか?
答えは絶対にノーだ。
まず、一番、二番の出塁率がライオンズと比べものにならない。
つまり浅村の前にランナーがいないケースが多い。
となれば、打点王のプライドがここで邪魔をする。
期待されて入団したわけだから、打点を稼がないという浅村のイージーなハートが自分自身を潰しにくる。
そうなれば、バッティングがスランプになる。
浅村がスランプになれば、脱出するまで時間がかかる。
結果、来季も終わってみれば楽天Bクラスで、浅村の打率は3割に程遠く打点も70点~80点に届くかどうか。