FA有資格者90人が発表されました。
他球団のことはどうでもいいのだが、秋山選手のFAについて、ゴンチャンなりの予想を勝手な思い込みを混ぜて述べてみた。
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秋山自身は本当にメジャーへ行きたいのか?
憧れが夢へ膨らんで行く。
秋山が少年だったころ、プロ野球選手になるのが淡い憧れで、とりわけイチロー選手は雲のような存在だったに違いない。
イチローのようになりたいと秋山自身も多くの野球少年もみんな憧れた。
そして自分の素質開花させるために、中学、高校、大学と進級するたびに練習量は増えて、体幹もしっかりし、プロ野球選手になれる現実味を帯びてきた。
そして9年前のドラフトでライオンズに指名されて、プロ野球選手のスタートをきった。
ライオンズでレギュラーをはって、イチローの最多安打を塗り替えた秋山。
イチローを安打数で超えたことで、イチローに近づけたと本人も仲間も、メディアも感じた。
日米野球でもご承知の通りの活躍に、メジャー球団も熱い視線を送るようになってきた。
しかし、イチローに近づけてもイチローになれない事実を秋山本人が熟知しているはず。
イチローと秋山の違い
イチローは自分の実力が存分に発揮でき、さらにレベルアップできる20代(27歳)でメジャーリーグへ行ったが、秋山の場合は来年32歳になる。
つまり、イチロー、そして最多安打記録元阪神のマートンの214本を抜いて、最多安打シーズン216安打を打った時が秋山の全盛で、年々体力も集中力も下降気味になっている。
そのことは本人も重々承知している。
今年はこれまで以上に、三振が多かった。
そして初球ストライクを見逃す機会も増えており、インハイのボールに手を出す打席が増えてきた。
バットのスイング軌道にブレが生じてきてゴロアウトもこれまで以上に増えた。
イチローとの違いは、早く言えば年齢の違い。
32歳になるメジャー挑戦は、体力的にしんどいことを秋山は理解しているはずだ。
盗塁が苦手ではメジャー向きではない。
ライオンズからメジャーへ行った中島や福留も盗塁は苦手だった。
これまでメジャーへ行って成功したのはイチロー、ほぼほぼの活躍をした青木、井口、松井稼頭央、田中は日本でも盗塁王をとっているが、秋山は足は早いが、盗塁は得意ではない。
1番バッターとしてメジャーが迎えるなら、盗塁も期待する、当然出塁率を求められる。
秋山は、そんなプレッシャーを見事にはねのけることができるか?
器用でないだけに、そうしたプレッシャーに潰されかねない。
筋力増強=体重増
この年令でメジャーへ行くなら、今の体力、筋力では厳しい。
NPBよりはるかに試合数も多く、移動距離も長い。
秋山の精神力や体力では、そうしたハードな環境に順応するには、約1年は時間がかかる。
ということは来季メジャーへ行っても、精神力、体力面でも耐えることはできないかも。
仮に例年1年を棒に振ったら、再来年は期待できるのか?
答えはノーだ。
人間の体というのは、年とともに衰えていく。
それを補うために筋力トレーニングをするが、これはあくまで自分騙しにしかならない。
今の体重を増やすとなると、秋山の理想とかけ離れるだけに、どう贔屓目に見ても秋山がメジャーで成功するとか考えにくい。
メディアが秋山をメジャーへ行くと煽るのは?
メディアはこれまでの日本での活躍だけを見て、メジャー行きを煽り、ほぼ確定したように報じる、最大の理由はお金儲けだ。
メディアはお金儲けをすることは当然だが・・・
メジャーは勝手にメジャー移籍確定の様子を報じるが、秋山がメジャーで成功するとは報じない。
それは、秋山がメジャーで成功しようが、しまいがニュースになればいい。
つまりニュースが売れればいいだけの話だ。
メディアが報じれば、報じるほど秋山の周辺もそんな雰囲気になってくる。
また、本人も洗脳されていく。
メディアが加熱すればするほど日本に居づらくなる
今日のFA公示から、秋山メジャー移籍の報道が加熱していくだろう。
噂に尻尾がついて、まことしやかに報道されていくと、放っておいても秋山の周辺はその方向へ流れていく。
ライオンズ球団がどれだけ熱心に引き留めできるか?
加熱する報道の中での秋山の心境は非常にデリケートになるだけに、言葉の行違いだけに注意してライオンズは動かないといけない。
秋山の気持ちからして、メジャー行きへの情報が加熱するほど、俺はメジャーへ行かないと世間は冷たい目で見るなんて、つまらん衝動に駆られてほしくはない。
平常心で秋山自身が自分に問いかけて欲しい。
西武ライオンズ残留が秋山の選手寿命を長くする
これほどライオンズに溶け込んだ選手はこれまでに居ないのではないだろうか?
不器用なだけに新天地へ行って、もう一花咲かせるだけの、心の余裕は生まれてこない。
それより、長い人生の中で、秋山の価値を高め、野球人としてのプライドをキープできるのはライオンズにいるからこそ。
ライオンズ球団、日本プロ野球機構のガバナンスにもこれほどマッチした選手は数少ない。
プロである以上、個人を尊重するのは当然だろうが、現役のプロ野球人として、ファンに目を向けて、これからもライオンズのために活躍して欲しい。
結論!
秋山はすでにライオンズ残留を決めています(僕の勝手な思い・・・)
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