にわかにFAが賑わってきましたね。僕らライオンズファンにとって、他球団のFA選手が残留しようが、しまいが関係ないこと。まずは何より僕らの秋山翔吾選手が残留してくれて、来季も1番バッターでセンターの守備について活躍している姿しか浮かびませんよね。
あなたはどうですか?
FA宣言締切は11月1日。宣言したら11月3日から交渉解禁だそうだが、秋山選手はFA宣言して、そのままライオンズに残留すると発表するはずです。
この記事はあくまで、秋山の著書を熟読してから僕の予測を書いていることを最初にお断りしておきます。
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絶対的に残留保証はできないが、今回秋山選手が出版した著書「技術よ心」を読んでみて、「秋山は残留する」と感じました。
野球にかける情熱を本音で語った秋山の心境
秋山は2010年にドラフト3位で入団して、球団史上30年ぶりとなる新人外野手による開幕スタメン出場から始まる野球人生の記事がオープニングとなっている。今でこそ天才的なバッターとして評されているが、入団後は順調でなく特に2014年は極度の不振に陥った悩みを書いている。その悩みが自分自身のバッティング技術だけではなく、人間関係にも一因していることがわかった。
2014年は渡辺久信監督から伊原春樹監督に代わった年で、伊原監督は、全員横一線を公言、秋山とてレギュラーではないという言葉に、秋山自身はデリケートな部分に陥って精神的な焦りを感じてバッティングを崩したことがうかがえた。結局この1年は不振が続くのだが、僕もその記事を読んだとき、今年の秋山はセカンドゴロが多かったこともよくわかった。
秋山は天才型ではなく、クソ真面目の努力型で、頑固で融通が利かない人間として、自分自身を見ている。
そうした中で2015年には秋山の努力と素質が開花して、216安打の日本記録を達成して、一躍一流選手の仲間入りを果たしているし、僕らライオンズファンに勇気を与えてくれる選手の一人だ。
侍ジャパンへのこだわり
このブログを書いている現在、秋山はプレミア12のメンバーとして宮崎で合宿中。
昨日も日ハムとの練習試合でも2安打を打って、まずは一安心しているとコメントしていた。
そのとおりで、プレミアジャパンに選出されても、常に危機感を持って取り組むのが、秋山のいいところであり、悪いところでもある。
もっと、リラックスしてやればいいんじゃないと思うが、侍ジャパンのメンバーの中でも年齢が上のほうになるので、チームリーダーとしての役割にも相当なプレッシャーと覚悟あるようだ。
あんまり著書の中身を詳しく書くと秋山の本が売れなくなると、秋山もガッカリするので、著書に興味があればぜひアマゾンからでも買って読んでください。
今度のプレミア12でも優勝したい、そして世界一になりたい。
みんなに感動と勇気を与えたいとがんばっている秋山。
つまり、秋山と侍ジャパンは切っても切り離せない関係だということがよくわかります。
だとすれば、秋山が簡単にメジャーへ行くでしょうか?
著書の246ページ後半には次のように書いています。
昨年暮れの契約更改で複数年契約を断ったことを、メディアは勝手に2019年は海外FA権を取得するので、メジャーに行く覚悟だと報道されたことに、秋山は怒っています。こうして報道が独り歩きしたために、誤解を解くための発言をしながら、一方では、メジャー挑戦の可能性はゼロではないと言わざるを得なくなったのです。
この246ページを読んでもらえば、「秋山メジャー行きか?」という勝手な報道が間違っていることがわかります。
単にアメリカへ行きたいとかメジャーへの憧れだけで、決められるほど秋山の気持ちはタフではないこともハッキリ書いています。
「メジャーに行く可能性はゼロではない」が、行くとは言っていません。
2020年東京オリンピクへの熱い思い
メジャーリーグ移籍に大きく影響するのが2020年の東京オリンピックです。
現在の侍ジャパンの稲葉監督からも主要メンバーとして告げられており、その期待に答えたいとコメントしている。
だから、2019年11月開催されるプレミア12にも全力をつくし、なおかつ現役でいる以上は侍ジャパンに呼ばれたいとも書いている。
そして、秋山がFA退団~メジャー行きを公言できないもうひとつ大きな理由が、来年の東京オリンピックだ。
メジャーリーグへの可能性はないにしても、もしメジャーへ行けば2020年の東京オリンピックに参加できない。
こうしたメジャーの通例があることからも秋山自身はメジャー行きを決断できていないでいます。
それと、秋山がメジャー行く条件は、あくまでメジャーでプレーすること、マイナー契約では絶対に行かないことも窺える。
こうしたことが秋山の著書249ページで次のようにはっきり書いている。
「ライオンズでプレーしているのであれば、球団の人ともしっかり話し合って、呼ばれた時に出場したい。主会場が生まれ故郷に近い横浜なので嬉しい反面、その分、活躍しなければいけないプレッシャーは感じるけれど、侍ジャパンの一員として勝利に貢献し、稲葉さんを世界一の監督にしたいと思っている」
最後に、「シーズンが終わってからの自分自身の展開について、様々なゼロではない可能性があるとしながら、メジャーへ挑戦するか、侍ジャパンとして東京オリンピックに挑むのか、そもそもFA宣言をするのかもまだわからない」といしている。
その答えは、シーズンが終わるまで一切封印するとして、秋山の著書は終わっています。
秋山の著書を読んで、僕なりに感じたことは、秋山はFA宣言してもライオンズ残留、
そして侍ジャパンとして、東京オリンピック出場、オリンピックで金メダルを獲って、
稲葉監督を胴上げするという気持ちが固まっていると思います。
なので、秋山はライオンズ残留です!
1番センター秋山は永遠に不滅です!
秋山選手の著書の目次は次の通りで
- 第1章:打撃技術を作り直す~ゼロから始めた開眼までの戦い~
- 第2章:バッティングを高める~さらなる進化への最新テクニック~
- 第3章:頭の中で打撃を描く~スキルアップの戦略・メンタル術~
- 第4章:守備・走塁の信念を貫く~派手なプレーより大切なこと~
- 第5章:強い心が成長させる~幼少期からプロ若手時代までの軌跡~
- 第6章:野球人として考え続ける~高みの境地へのスピリット~
- 第7章:心を豊かに、そして安らぐ~明日への活力となるヒント~
- 第8章:未来へ向けて思う~チーム、キャプテンシー、僕の道~
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