秋山のレッズ入団会見が盛り上がっているが、それをよそ目に外野の一角を虎視眈々と狙っている若手選手は何人いるのか?
性格的におとなしい顔ぶれが揃うライオンズの若手だが、生活をかけた日々の戦いが容赦なく始まっている。
レギュラーを取れる選手だが、すでに入団して5年以上立っても1軍に上がってこれないと、ほぼ将来は短い。
これは高卒であろうが、大卒であろうが、社会人であろうが、学歴やドラフト順位はまったく関係ない。
ココ2~3年でも外野については金子のケガや木村の不審などで外野の定位置を奪取するチャンスは若手にあった。
しかしどうだろう?
愛斗や戸川、鈴木らが1軍に出るが、結局はチャンスをものにできていない。
熊ちゃんに悪いが、この熊ちゃんさえ超えることができない若手野手。
自分のアピールポイントは何か、他の選手より優れているのは何かを真剣に検証してキャンプ、オープン戦で頑張って欲しい。今レギュラーを張っている選手は、自分たちの長所を持っているし、それを武器にのし上がってきた。
潜在的な能力の差はあるものの、金子や木村らには追いつけるチャンスがある。
現在のレギュラー選手、1ぐう定着までの時間は?H3見出しa
いまレギュラーを張っている選手たちは、入団してから何年で1軍ベンチ入りをして、何年でレギュラーの座を掴んだかをピックアップしてみた。
秋山翔吾 | 2010年ドラフト3位で入団~20111年新人で開幕スタメンするが、2013年に1軍定着するまで3年。 |
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源田壮亮 | 22016年ドラフト3位で入団=2017年新人で開幕スタメン、1軍定着までの期間はゼロ |
森友哉 | 22013年ドラフト1位で入団~2015年から常時出場する、1軍までの2年 |
山川穂高 | 22013年ドラフト3位で入団~2016年に1軍で49試合、2017年に78試合で出るが、ファームを往復。2018年から1軍定着するまで4年。 |
中村剛也 | 22001年ドラフト2巡目で入団。2005年から1軍で80試合に出場ここから1軍に定着した。要した期間は4年。 |
栗山巧 | 22001年ドラフト4巡目で入団。2005年から1軍で84試合、2006年は63試合に出場する。2007年からレギュラー定着。1軍定着まで5年。 |
外崎修汰 | 22014年ドラフト3位入団。2015年1軍で43試合、2016年は37試合にでるがファームを往復。2017年に135試合出場してレギュラー定着。ここまで3年。 |
金子侑司 | 22012年ドラフト3位で入団。1年目から1軍で94試合に出場。それから現在まで1軍定着。定着まで2年。 |
木村文紀 | 22006年ドラフト1位で入団。投手としてスタートしたが、2013年に打者転向。 |
この表を見てもわかるように木村以外は入団して5年以内にレギュラーを掴んでいる。
期待されている選手たち
愛斗;2015年ドラフト4位入団。現在までの3年間で通算43試合出場。通算打率は.131.現在5年目。
戸川:2014ドラフト育成入団。2019年1軍出場するが打率は.174。現在6年目。
鈴木将平:2016年ドラフト4位で入団。2019年1軍に16試合出場。打率は.154。現在4年目。
川越誠司:2015年ドラフト2位入団。2019年投手から野手へ転向。現在まで1軍出場なし。現在5年目。
山野辺:2018年ドラフト3位入団。2019年1軍に9試合出場。打率.071現在。2年目。
山野辺を除きこの4人の中から誰か1人は出てこないとチームとしても計画が狂うだろう。
この4人ともキャリアが4~5年となり、チャンスはあるものの、逆を言えば、今年出てこなければ、選手寿命もそう長くはないことを覚悟しないといけない。
ここに山野辺が入ってくるから、なおさらこの4人にとってはチャンスも少なくなる。
監督の外野陣構想は、センター金子、レフトはスパンジェンバーグ、ライトは木村(山野辺)と考えているだけに、この4人はキャンプ、オープン戦では、他の選手以上に必死にやらないと、監督の期待に応えないといけない。
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