博多山笠も近づいたので勝手に昔を思い出したまんま書いてみる。博多山笠の歴史は古くて仁治2(1241)年を起源として、今に受け継がれています。博多商人の商売繁盛・家内安全を祈願してのお祭りと解釈すればよい。祭博多山笠は7月1日に始まり15日に追い山でフィナーレになる。
福岡市内の町内は自慢の山笠を作り、山笠がゴール地点の櫛田神社へ競争し合う。
西武ライオンズの前身だった西鉄ライオンズの本拠地が博多だったので、山笠期間中は、南海ホークス(今のソフトバンク)や大毎オリオンズ(今のロッテ)、阪急ブレーブス(オリックス)を、山笠シリーズと名打って熱い戦いをしていたころを思い出す。
自分も本拠地である平和台球場には数え切れないほどよく応援に出かけた。
カクテル光線に包まれた平和台は博多の夏の風物詩のひとつとして僕の記憶に残っている。
三原監督が指揮をとり稲尾が投げ、中西、豊田、関口、大下の豪打者がアーチを連発した昭和30年代の黄金期は巨人を3年連続で撃破して日本一にもなった。


それをピークに、中西や稲尾が監督になり、尾崎将司(今はプロゴルファー)、池永正明、加藤などの剛球投手も入団して多くの名勝負を記憶に残してくれた。
ライオンズが所沢に去って、南海ホークをスーパーダイエーが買収し、福岡に本拠地を移転。
そしてダイエーをソフトバンクが買収して現在に至っている。
この山笠リーズにライオンズがビジターでやってくるのだが、応援には行くがなかなか勝てない。