1. ドラフト戦略
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斎藤佑樹がライオンズに入団していたら今頃は?

斎藤佑樹

涌井が金銭トレードで楽天へ移籍したニュースはどのメディアも大きく取り上げていたけど、昔はこうしたトレードはよくあった話なので大して驚くことでもない。どこかのメディアが、今回のトレードを仕掛けた東北のアゴちんに、今回の涌井獲得を含め、アゴちんGMが現役時代に在籍した西武出身者が岸、浅村、牧田、渡辺直とあわせて5人になったことを踏まえ、ネット上を中心に「楽天ライオンズ」と揶揄(やゆ)する声が広がっているがという質問に、「別に西武だから取ってるわけじゃないので。正しく言うと(涌井は)ロッテなので」と否定したそうだが、余計にライオンズファンを腹たたせる発言をしている。

こうなりゃ、来シーズンは楽天を完璧に打ちのめしてくれようぞ!
頼むぞ~!

さて、本題だが、

日本ハムの斎藤佑樹投手がライオンズに入団していたらとっくに戦力外

斎藤佑樹の勝ちは投手しての実力か?単なる人気か?

かっては甲子園で現ヤンキースのエース田中将大を擁する駒大苫小牧高校との決勝戦ではハンカチ片手に熱投して早実が優勝。
田中将大、斎藤佑樹
出典livedoor.blogimg.jp

一躍ハンカチ王子として人気を集めて、早稲田大学に進学して、日ハムにドラフト1位指名されて華々しく入団。
入団後のキャンプはマスコミもファンも彼を追っかけ回した。

同じく早稲田大学の大石、福井もライオンズ、広島にドラフト指名されて入団。
大石は今年戦力外を受けて引退。福井は広島から東北へ。

日ハムはどうして斎藤佑樹を戦力外にしないのか?

この斎藤佑樹がもしライオンズに入団しておれば、大石と同様に戦力外を受けてもおかしくない。
斉藤は入団した頃から多くの専門家はプロで通用する技量ではないことはわかっていただろうが、それをマスコミは人気面で打ち消した。

バッターから見れば打ちやすい投球フォームだし、スピードも変化球もたいしたことない。
そして2011年から今まで、4シーズンでまぐれ勝ちが多く13勝16敗という不甲斐ない成績。
さらに、肘を負傷して1軍と2軍を行ったりきたりすることを繰り返しているが、なのにどうしてか?今年も契約更改している。

大学時代に30勝上げていたから、プロでも通用するとドラフト指名をしたんだろうが、今の六大学の実力と昔の六大学の実力とは雲泥の差があり、どちらかというと地方の大学にいる選手のほうがプロでも活躍するケースが多い。つまり日ハムは斎藤佑樹の実力を計り知った上でドラフト指名しており、「入団すりゃなんとかなるだろう」、「そこそこ投げてくれればお客も球場に足を運んでくれる」という興行面重視の指名をしたにすぎず。その思いがあるから斉藤を今でも引き止めて契約更改しているんだと思う。

確かに人気面重視でのドラフト指名にもかかわらず、投手としてのピークの残量があった2011年に6勝6敗2012年には5勝8敗とそこそこ投げてはいたが、2013年からほぼ1勝か多くて2勝、それより負け数が多い。
斎藤佑樹通算成績
出典NPB

斎藤の年俸推移と成績

11年 1500万円 19試合6勝6敗 防御率2・69
12年 3000万円 19試合5勝8敗 防御率3・98
13年 3500万円 1試合0勝1敗 防御率13・50
14年 2800万円 6試合2勝1敗 防御率4・85
15年 2500万円 12試合1勝3敗 防御率5・74
16年 2300万円 11試合0勝1敗 防御率4・56
17年 2000万円 6試合1勝3敗 防御率6・75
18年 1830万円 3試合0勝1敗 防御率7・27
19年 1600万円 11試合0勝2敗 防御率4・71
20年 1600万円 ? ?

出典日刊スポーツ

このように、大石も福井も含め早大三羽烏と言われ注目された三人は野球選手としてピークを大学で終わっていた。
そして斉藤も大石も福井も入団したときには、すでに戦力外的な危機に陥っていたのだ。
来季で10年目になるが、斎藤佑樹が大化けする気配はまったく見られない。

甘やかされている斎藤佑樹を同僚や下にいる若手投手陣はどのように思うのか?
昔なら堂々と文句をいってくる選手が一人二人はいたもんだが、多分言葉にできずにモヤモヤした思いで斉藤に接しているだろう・・・。

ライオンズに入団しておれば大石と同様に戦力外

今年の契約更改でも現状維持に斉藤本人は「ホッとしました」といっているが、何に対してホッとしたのか?
本人が言うには栗山監督が新しい投手起用の戦術を感えていたのが、自分にフィットしたと呑気なことを言っているが、明らかに栗山監督の奇策に使えるだけ。
つまり日ハムの投手戦力が弱体化したから、なんとか1イニングでも無難に抑えてくれればという誤魔化し術のコマに過ぎない。

何度も云うが、こんな甘やかしの投手起用に満足している斎藤佑樹では、ライオンズではまったく不要の長物なのだ。

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