10月22日(木)プロ野球ドラフト会議が行われた。この夏に甲子園を沸かした球児たちで、オコエは楽天、高橋純平はソフトバンク、平沢がロッテ、佐藤がオリックスと予定通り指名された。西武ライオンズは強豪を避け、ドラフト前から公言していた多和田を単独指名で獲得した。今年は来年より指名選手が10位までと12球団で最多タイとなった。10人の内、即戦力になりそうな8人の投手を指名。ただ、今年も固定できなかったショートとライトを守る有力選手を獲得できなかったのは残念。例えば、茂木、菅野、谷田などが他球団に持って行かれた、ただ、谷田をどの球団も指名しなかったのには驚いた。
今年は即戦力候補の投手に重点をおいた指名をしたことには評価したい。多和田はドラ1の中でも、スポーツ紙、野球評論家の間でも評価は高く、背番号18番を用意すると鈴木本部長は言っており、田辺監督も即戦力として見ているということは、期待値の大きさがわかりますね。
2位の川越投手は、バッターとしても素質は高く、木村文紀のように投手からバッターへと変わるかも知れないが、ここは投手として来季から即投げて欲しい。
4位の高校生外野手の大滝は、今年甲子園でランニングホームランを打っており、ライトの定位置が狙えそうな逸材かもしれません。
多和田以外に大きく注目された選手を指名したわけではないが、そこは西武スカウト陣の眼力を信じて期待したいと思います。
西武ライオンズドラフ指名選手
順位 | 名前 | ポジション | 所属 | 身長・体重 | 投打 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 多和田真三郎 | 投手 | 富士大学 | 182・82 | 右・右 |
2 | 川越誠司 | 投手 | 北海学園大学 | 174・80 | 左・左 |
3 | 野田昇吾 | 投手 | 西濃運輸 | 167・73 | 左・左 |
4 | 大滝愛斗 | 外野手 | 花咲徳栄 | 179・84 | 右・右 |
5 | 南川忠亮 | 投手 | JR四国 | 180・84 | 右・右 |
6 | 本田圭佑 | 投手 | 東北学院大学 | 179・80 | 右・右 |
7 | 呉 念庭 | 内野手 | 第一工大 | 178・75 | 右・左 |
8 | 国場 翼 | 投手 | 第一工大 | 175・70 | 右・左 |
9 | 藤田航生 | 投手 | 弘前工業高 | 175・70 | 左・左 |
10 | 松本直晃 | 投手 | 四国IL・香川 | 179・78 | 右・右 |