山川逆転3ランでドヤ顔満開！ホークスに逆転連勝！

ホークス5回戦。
昨日は山川のエラーで一旦は敗色濃厚だったが、木村の逆転満塁ホームランで勝利。
山川は木村に助けてもらった。
自己責任の強い山川がこの日に燃えないわけがない。
山川劇場をさっそく見てみよう！

ゲーム寸評

先発は松本、相手は和田。
松本の立ち上がりはいつものようのボールが先行。
そしてカウントを取りにいくところを痛打される悪い癖が出る。

一番の栗原を歩かせ、2番の柳田に完璧に打たれ2号2ラン。
2回も9番の甲斐を歩かせて、栗原に1号2ラン。

球数は2回で50球を軽く超えている。
松本のことは別記事で書くことにしてゲーム寸評を進めます。

４：０と大敗ムードを消して、まだ追いつけるムードを作った男がいます。

今日5番に入った中村です。
和田のスライダーを完璧に捉えて1号2ラン。

これで和田も心理的な動揺を作っています。

しかし3回表にまたも松本の悪い癖がでます。
つまり、勝ちにいくための修正能力に欠けているというか、何の考えもなしにただ投球している。
これでは、今後も信頼して先発に回すにはいきませんね。

3回も四球、タイムリーの繰り返しで3点を取られ、７：２と点差が開いていきます。

ここで和田が立ち直ったら、完全に西武は負けていたかもしれません。
それをさせなかった中村の2ランは後半に効いてきます。

3回裏9番金子は倒れたあと、今日先発1番の鈴木がヒットで出塁、さらに源田も続き、3番の外崎がセンターオーバーの3ベーズで2点追加、さらに中村もライトへ犠牲フライを上げてこの回3点を入れて７：５と2点差に縮めていきます。

松本は3回で降板させられました。
3点差だったら、まだ投げさせたかもしれませんが、2点差となって勝ちに行くムードを作るなら、松本を下ろすのは当然の結果です。
しかし、まだ余談は許されません。

なぜかといえば、強力打線のソフトバンク相手では、ライオンズの継投人が弱いからです。
それも去年同様であるならなおさらですが、だからこのキャンプで練習した成果を出せるかどうか？

防御率リーグ最低の汚名返上のためにもリリーフ陣の頑張りを期待したいものです。

松本の後に出たのがドラフト1位の宮川です。
4回は先頭の柳田を圧巻の150キロのストレートで見逃し三振に打ち取ります。
さらにバレンティンを一塁ゴロ、長谷川もストレートで一塁ゴロにとって、追撃ムードを作ってくれました。

5回は二死後に連打を許しピンチを作りましたが、甲斐を討ち取ってゼロに押さえます。

6回は平良が出てきます。
平良は二者連続で四球を与えピンチを作りますが、バレンティン、長谷川、上林を頑張って討ち取り追加点を与えません。

ライオンズも4回以降はリリーフのアンダースロー高橋に6回まで抑え込まれ、変激できません。

7回は小川がリリーフにでて、三者凡退に抑えます。

7回裏は、相手投手は高橋から岩﨑にスイッチ。

この7回裏は汚名返上しなければいけない2人が出てきます。
その一人が、昨日木村に逆転満塁ホームランを打たれた岩﨑、
もう一人が、タイムリーエラーをして逆転を許した山川です。

その岩﨑は威力のあるスイッチで9番金子、1番の鈴木を6球で打ち取りツーアウトにします。
しかし、源田が粘ってレフトへヒット、さらに外崎もヒットで、山川につないでくれます。

ここで4番の山川。
集中した表情が画面を通してわかります。

もう完全にホームランを狙っている目です。
そう、ライオンが獲物を目の前にして襲いかかる雰囲気プンプンです。

岩﨑もここは踏ん張りどころですが、もう山川のオーラに飲み込まれているのか、甲斐が要求したインコースより
外角寄りにストレートが行けば、これを山川が待ってましたとばかりに狙い打ち。

まさに必殺の一撃でした。

打った瞬間にホームランとわかる打球音に、画面で見る僕らはもう興奮です。

ついに８：７と試合をひっくり返しました。

打たれた岩﨑は茫然自失状態です。

8回はギャレットが登板。
昨日に続きナイスピッチング。

9回は抑えの増田が登板。
二死後に上林に3ベースを打たれ、ピンチヒッターに今宮が登場。

う～～んヒヤリ、ヒヤリと固唾を呑んで見守ります。

ここは増田を信頼しています。

今宮は初球を打ち上げてショートフライで、源田がしっかり捕球してゲームセット。

西武VSソフトバンク　5回戦　西武3勝2敗

勝利投手:小川：1勝0敗　敗戦投手:岩﨑：0勝2敗
セーブ：増田：3S
本塁打：森12号②、秋山16号、吉田正尚18号④、山川29号、中村17号②

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計	安打	失策
ソフトバンク	2	2	3	0	0	0	0	0	0	7	9	0
西武	0	2	3	0	0	0	3	0	x	8	9	0