オリックス18回戦。先発はオリックスに5戦5勝と負けなしの多和田、相手先発はアルバース。アルバースは前回4得点して引きずりおろしているので、今日も打線の爆発が期待できると思っていた。
しかし、いきなり多和田が先頭の宮崎に四球を与え、続く小田にもヒットを打たれ一塁二塁となったところで多和田が暴投して無死二塁三塁となり中島のセカンドゴロをホーム補殺を狙った浅村が悪送球して2点を先制された。さらに多和田の制球が甘く連打で初回だけで6失点と負け戦になりそうな気配を漂わせる。
アルバースに秋山、源田がさっぱり打てず打線のつながりにならなかったところ2回裏に外崎がライトへ15号ソロ、さらに3回裏にメヒアが9号ソロで、なんとかひっくり返せるような予感がしてきた。
しかし、3回以降両投手が立ち直り5回まで6:2とライオンズ劣勢。
だが、6回裏に山川が32号2ランを放ち逆転ムードが高まった、これでアルバースをKO。
そして8回裏には、一死後山川の三塁ゴロを大城が一塁へ悪送球してくれて、一塁に山川が生きのこったところで、森が追い込まれながらもレフト線へ2塁打を放ち1点差に。
そしてここまでノーヒットだった中村が、あわや逆転ホームランと思えるような大飛球をセンターへ2塁打してついに同点。
多和田は結局2回以降8回まで1安打に抑えて、逆転を誘う好投をしてくれた。
延長10回裏に、今日のドラマが始まった。
浅村が三塁へボテボテのゴロを打ったが、ここで一塁ベースにヘッスラを噛まして、相手の野選を誘ってセーフに。続く山川にサヨナラホームランを期待するもスライダーをひっかて三塁ゴロに併殺と思ったが、山川も一塁へ炎のヘッスラでゲッツーを逃れた。これを見た森が燃えないわけがない。
初球を左中間へ会心の当たりをして、山川が一塁から一挙にホームへ駆け込んでヘッスラでサヨナラ勝ちした。
※画像:フルカウントより
いや~今日は選手全員に執念が見られた。
この1勝は大きい。
西武VSオリックス 18回戦 西武12勝5敗1分
勝利投手:マーティン1勝0敗 敗戦投手:岩元 1勝1敗
セーブ:
本塁打:外崎15号、メヒア9号、山川32号②
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安打 | 失策 |
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オリックス | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 8 | 3 |
西武 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1x | 7 | 8 | 1 |