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平成最後の日本シリーズ。両監督の采配に勝負の命運が分かれた

ソフトバンク日本一

平成最後の日本シリーズとなったソフトバンクと広島カープの決戦はバンクが4勝1敗1分けで日本一になった。これで6年連続パリーグが日本一となった。

このシリーズで目立ったのがバンクの甲斐捕手。
カープの機動力(盗塁)を完全に封じ込めて、ランナーを楽々にアウトにする強肩でMVPに輝いた。

今シリーズ、選手個々の好不調はあろうが、チームの総合力は圧倒的にバンクが強い。
選手個々のレベルでもカープには悪いがレベルが違う。
またこうした緊迫した試合にソフトバンクの選手は慣れているので、監督の采配も楽だ。

両監督の采配に勝負の命運が分かれた

今日の試合を決めたのは4回裏無死一塁二塁で、カープは送りバントで一死二塁三塁にしないで強行して無得点。これはシーズンと変わらない野球をしただけで、その実績を見れば当然だと思うが、緒方監督は日本シリーズの采配をしなかった。

一方バンクは5回表に同じく無死一塁二塁で内川にバントを命じ、一死二塁三塁、そして西田が二球目を見事にバントして先制点を取った。つまりシーズンであまりやらないことをやった。これは日本シリーズで勝ちにいく采配だった。

双方の外国人投手ので出来具合を見れば最小点のゲーム運びになると読んだ工藤監督の勝ちだ。現役時を含め日本シリーズには戦い慣れているので、采配にも迷いはなかった。

それともうひとつ。

[box02 title=”ココに注目
両監督の表情に気づいた人はいただろうか?
緒方監督は感情を表に出さない葉隠れ武士の静。工藤監督は感情を表に出す動。

工藤監督は日本シリーズで勝つという感情を表に出し、鬼の表情で戦った。
一方の緒方監督は日本シリーズで勝つという気持ちはあったが、これまたシーズン同様に感情も表情も変えず仏の表情で臨んだところに選手個々のチカラがココと言う時に違ってくるのだ。

選手は監督の決意を読み取る。監督が変われば選手も変わる。

一般社会でもそうだ。
会社が命運を賭けた戦いをするときに、真っ先に変わらないといけないのが社長だ。

勝つと決めて社員ココに訓示を垂れて一丸となった時に会社は生き残る。

同様に監督の表情が変わるかどうかが試合を決める日本シリーズだった。

それが選手の実力に差を広げた結果となった。[/box02]

ライオンズの選手もこのシリーズは熱心に見ていたと思う。

これを見て来年のリベンジに燃えないとだめだ。

シーズンで優勝したが、日本一と言う呼称がライオンズに付かなかった。

本来ならシーズンで優勝したチームが日本一を決めるのが本筋で、素人にもわかりやすいが、観客動員や野球の玄人を惹きつけるにはクライマックスファイナルおかしな仕組みがあるのだ。

その犠牲になったのだ。

クライマックスの在り方もそろそろ見直してほしいと選手会でも議題に出さないといけない。
そうしないとレギュラーシーズンを必死に戦って優勝した喜びも半減するだろうが。

とにかく来年は日本シリーズで戦っているライオンズを期待している!

菊池・浅村・炭谷よ、FAなんてするんじゃないぞ~!!
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