対阪神3回戦。勝ち越しを期待されて先発野上、初回に先制点を取るも、その裏自滅というべき投ゴロをハンブルして、同点にされる。野上得意のお決まり場面である。
毎試合、毎試合、味方を点を取ると図ったように相手にも得点を与える、気の甘さというか、実力のなさがそうさせるのか。
今日は相手投手にも手こずり、チャンスを作るが、メヒア、浅村、森が凡退して、接戦になった。西武同様に阪神もエラーやバントミス、ダブルプレーなどもあり延長戦に。
延長戦に入ると、救援投手の質が物をいう。これまで救援投手に泣かされてきた西武だが、阪神と比べると投手力は西武が上なので、勝つと信じていた。相手はドリオと藤川。いずれもスピードはあるが、制球力はない。それだけにボールの見極めさえできればいい。それと安藤、この投手も安定感を観るなら疑問点がつくことは、これまでのセリーグ公式戦を見てもわかるとおり。
その安藤から代打上本がヒットで、1死二塁とされ降板、代打中村敬遠で栗山勝負となったが、経験の浅い島本投手では栗山の年棒と大きな差があるだけに、ここで栗山が意地のタイムリーで貫録勝ちをしてチームがついに勝ちこし。
野上の後を継いだ牧田、増田も好投して、最後は小石がしめてこのカードを勝ちこした。最近は西武の中継ぎもしっかり仕事をしているので、そういう意味において今後も期待できる。
野上も今日は初回と6回を除き、腕を振って投げていたが、もっと実力は出るはず。10勝を期待しているだけに、菊地同様に立ち直って欲しい。
しかし、甲子園は観客がよう入る、連日4万人以上だから凄い。
そんな完全アウェイ状態でよく勝ちこした。
●セパ交流戦 2016年6月5日(日曜日)
■3回戦:西武2勝1敗(甲子園: 46587人 )
西武 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | |||
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阪神 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | x | 0 | 0 | 0 | 2 |
▽勝利投手:増田3勝2敗9S
▽セーブ:小石0勝0敗1S
▽敗戦投手:安藤0勝1敗
▽本塁打: