遅かりし5連勝だが、勝つことはいいことだ。
先発の十亀は、相変わらず制球難で立ち上がりから、ヒヤヒヤ、中村の守備の助けなどもあって、なんとか5回まで1点で終わったのは、ロッテ打線の策のないお陰。
ライオンズは初回に相手関谷を攻めたて無死満塁からメヒア、中村の犠打で2点を先行。
その後も打線がつながり3回に森のタイムリー、4回に秋山タイムリーと相手パスボール2点を追加した。
4回表に1点を取られた、5回を投げ終わって、6回は十亀かと思いきや、ポーリーノを継投。
6回に十亀を変えたのは異論はないが、よりによってポーリーノを出すとは。
首脳陣も未練たらしく、まだポーリーノに期待をしているらしいが、米国の実績をみればわかるように、勝てない投手だったのだ。日本でも8回先発しているが、ほとんど3回が限度で、どの登板でも完璧がない投手。
案の定、一死を取った後、連打、四球で3点を取られ、なお満塁で小石にスイッチ。
小石が井口を三振に取って事なきを終えたが、こういう采配に田辺監督の甘さが目立つ。
これ逆転されていたら、田辺監督は腹切りもんだよ。
得点差があると、相手をなめた采配をするのが田辺の悪いところ。
遊んでいる余裕はないはず。残り試合は一試合も落とせない戦いであるはずだ。
ならば、大石か小石、豊田でもよかったはず。
もう少し、チーム状態を把握した采配を振るってほしい。
1点差に迫られた6回裏に浅村がランナー2,3塁の2-1から2点タイムリーツーベース! これで8-4と再び4点差とした。
続く7回も秋山の犠牲フライなどで2点を追加して10:4と勝負を決めて5連勝。
●パ・リーグ公式戦 2016年8月20日(土曜日)
■18回戦:西武8勝10敗(西武プリンス:32779人)
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||
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西武 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | 2 | 0 | x | 10 |
▽勝利投手:十亀4勝5敗
▽セーブ:
▽敗戦投手:関谷4勝3敗
▽本塁打: