対ロッテ10回戦。延長10回裏二死満塁から、代打坂田のタイムリーででサヨナラ勝ち。
本当はこんなに苦しい勝ち方ではなかったはず。
先発がまたも背信投球が得意の野上を先発させる疑問が多い投手起用。
これは監督もコーチも内部昇格が多いゆえの温情采配というべき投手起用。
総合的にチーム全体の投手力を見極めきれない現場の甘さがあるのだ。
野上は初回から3点を与え、チームが山川の逆転3ランで勝ち越すも、すぐに同点にさせる筋書き通りの投球。
5回に森やメヒアの勝越しタイムリーなど3点を取って7:4とする。
しかし、一死1、三塁で浅村がゲッツーとなり。ここで筆者は、このゲームがわからなくなと断言した。
その通り、野上の後を継いで6回から登板した十亀が7回につかまって4点を取られ8:7と逆転される。
さらに8回はバスケスがデスパイネにこの試合2本目のHRを打たれ9:7いよいよ、敗色濃厚だったが、8回裏には二塁、三塁から上本同点タイムリーで振り出しに。10回表武隈が自ら招くノーアウト満塁を、ふんばってゼロに抑える。
その10回裏、打線がつながり二死満塁で代打坂田の逆転サヨナラ!
勝ったものの、本当はすんなり勝てない投手力の脆弱さを露呈した戦いだ。
交流戦の広島初戦にコリジョンルールでサヨナラ負けしてから、投手力が大不調になっている。
今の現状では投手の大黒柱がいないからである。
これが他球団との大きな違い。
選手個人の体調管理が、甘いので、ケガを招くのだ。
監督、コーチ、選手間の甘い甘いつながりが、こういう状態を招いている。
●パ・リーグ公式戦 2016年6月25日(土曜日)
■10回戦:西武5勝5敗(西武プリンス:31519人)
ロッテ | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 9 | |||
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西武 | 0 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1x | 10 |
▽勝利投手:武隈4勝2敗
▽セーブ:
▽敗戦投手:南 0勝2敗
▽本塁打:デスパイネ12号、13号、浅村11号、山川1号③