4カード勝越しをかけて野上が先発。初回からストレートにも伸びがあって幸先良いスタートを切った。味方も初回にメヒアが21号ソロで先制。
しかし、野上の定番が2回に始まった。
2回表に下位打線に同点タイムリーを打たれる。さらに6回にも下位打線につかまり勝ち越しを許す。
これが野上が信頼されない悪い癖なのである。毎回5回、6回になると力が衰えて加点を許すのである。体力と精神力の強化しかない復活の道はない。
勝つ投球をできない学習能力の低さが露呈する以上、毎度の繰り返しになるかも。
相手投手は吉見だけに、このまま敗戦ということも見えてきたときに7回裏に変わった小川から秋山2塁打。メヒアがボテボテの3塁ゴロで万事休すと思ったが、三塁手がエラーでセカンドランナー秋山が同点で駆け込む。
2塁にメヒアを置いて、山井からあわやホームランという2塁打を打って逆転。
8回は、武隈、9回は増田がしめて、カード勝越してチームも5割復帰。
●セパ交流戦戦 2016年6月12日(土曜日)
■3回戦:西武2勝1敗(西武プリンスドーム:31546人)
中日 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | ||
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西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3x |
▽勝利投手:武隈3勝1敗
▽セーブ:増田3勝2敗11S
▽敗戦投手:山井 0勝7敗
▽本塁打:メヒア21号